川崎市の二ヶ領用水は、川崎市多摩区の上河原と宿河原の2箇所から多摩川の水を堰入れて、川崎市中心部(鹿島田)に近くまで開削され、1611年に竣工した南関東最古の農業用水路であるという。
桜の並木の多摩川取水堰から南武線宿河原駅近くまでを歩いてみる。原型に近いのかと思われる石積みを上手く残した護岸や、水面ちかくの変化のある遊歩道などは、近年よく見られる無味乾燥なコンクリートの都市河川とは一味も二味も違った存在に見える。 二ヶ領用水は多摩川の取水堰でコントロールされた清流で、陽気に誘われた子供たちが魚採りに夢中になっていた。「何がとれる?」「ザリガニ!」。
by kurakame
| 2011-04-10 08:27
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