洛西栂尾 - 高山寺参道


神護寺の高雄(前掲)から清滝川に沿って歩くと15分ほどで槇尾の西明寺に着く。ここも名刹で紅葉の名所であるが、まだ木々は色づき始めたばかり。さらに周山街道に出て15分ほどで栂尾(とがのお)に到着する。

<♪きょうと、とがのお こうざんじ・・>(「女ひとり - 永六輔 詩)の高山寺は、街道脇の山裾に静かに佇んでいる、筈であったが、観光バスのグループが次々に狭い裏参道の急坂を登ってくる。街道に出来た駐車場に近いせいで、裏参道を利用する人が圧倒的に多い。


優美で静寂の中にあった高山寺も、「古都京都の文化財」のひとつとして、世界遺産リストに登録されてからであろうか、ついにここも観光客で賑わってしまうようになった。

ちょっとだけ、ほんの数分回り道をして表参道から寺域に入る。こちらはいくらか静かで、団体さんはあまり見かけない。裏参道から国宝石水院の周辺を徘徊して、急いでバスに戻るパターンが多いのかも知れない。


            鬱蒼とした杉の大樹のあいだを、まずは金堂に向う。

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Leica M9, Elmarit-M 28mm/2.8








高山寺のさほど広くはない境内は山の中腹であるために、金堂、開山堂などの建物へは杉の老大樹の中の坂道や石段で参詣することになる。


            もっとも高い場所にある金堂からの階段をゆっくりと降る参詣者たち。

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            杉木立の参道。

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            大きな一対の石灯篭と大きな正方形の敷石を斜めに配したこの参道も、まもなく黄色一色に染まる。

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by kurakame | 2011-11-18 09:03 | M9 | Comments(8)
Commented by imaipo at 2011-11-18 09:09 x
毎回、コメントを入れず写真を
楽しませていただいてます。
Commented by kurakame at 2011-11-18 15:23
imaipoさん、こちらもご同様でコメント失礼がちになっています。
あいかわらず、良くお歩きになっていますね。
楽しく拝見させていただいています。
Commented by bella at 2011-11-18 16:50 x
この時期の京都方面は 桜の時期よりホテルが高いと
噂で聞きますが、 素晴らしいお写真の数々を撮っていらして、
元は十分取れましたね~
中学生以来行ってない私には 垂涎の景色です~!

仏印という国名に親しみを感じられるとは Kurakameさんも
フランス人ですね! フランス人は植民地時代の名残が
気に入っているのか、そういう呼び方が好きみたいです~~
Commented by kurakame at 2011-11-18 21:07
bellaさんの素晴らしいフランスの旅とは比べ物にもなりませんが、
気が向くままに京都や奈良にも足を運んでいます。
フランスは若い頃から憧れの土地ではありましたが、
朔太郎を持ち出すまでもなく、「せめてクラシックなカメラを携えて」の京都でした。(笑)
あ、フランス人の感性とは違って、ボクが世界地理の一端を覚え始めたときは、あそこは「仏領印度支那」だったのです。
Commented by getteng at 2011-11-19 07:32
kurakameさん、
この参道は風情がありますね。
熊野古道と同じような雰囲気です。
Commented by kurakame at 2011-11-19 07:42
gettengさん、おはようございます。
そうですね、この絵からは熊野を思い起こさせますが、
実はバス停から、ほんの10分ほどの「山の中」です。(笑)
Commented by seibo616 at 2011-11-19 08:59
kurakameさん:こんにちは。
良い京都の三尾の旅をされましたね。
最後の菱型の敷石が並んだ場所は有名なビューポイントですね。
Commented by kurakame at 2011-11-19 10:28
seiboさん、おはようございます。
日帰りで行ってきましたが、紅葉には早かったようです。
来週末ごろの、京都は良さそうですね。
高山寺表参道の斜めの石敷きは、ここのトレードマークみたいなものですが、
今回は上手く撮れませんでした。
参観の受付をしていたお嬢さんが落ち葉掃きを始めたので、
声をかけてアップも撮らしてもらったのですが、
モデルさんが緊張してしまって。(笑)
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