初瀬まゐり - 長谷寺参道


大和の長谷寺は飛鳥時代の開基と伝えられ、平安王朝の貴人たちも信仰厚く、初瀬詣、長谷信仰は全国に拡がっていったという。本尊は、十一面観世音菩薩、像高10メートル余の木造仏で、各地の長谷観音の根本像であるとされている。

ここは、四季おりおりの花の寺としても著名で、とくに5月の牡丹は壮観である。紅葉にはちょっと早かった一日、長谷寺を訪ねてみた。初瀬(はつせ-はせ)はこの地の初瀬山から、地名の初瀬、→長谷となった。


各駅停車の近鉄長谷寺駅を降りると、いきなり急な階段で谷に降りる。また、長谷寺に来た、と、わくわくする階段であるが、一日歩き廻った帰りの登りは脚がくがくの魔の階段となる。

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Leica M9, Summrit-M 75mm/2.5











小初瀬山の中腹に拡がる長谷寺へは、駅から歩いて20分ほどであるが、旧い狭い街並みの両側には昔ながらの門前町が色濃く残って、参拝客や観光客の心を長谷観音へといざなってくれるような気がして、なかなか楽しい。


      今回はちょっと長めの75mmレンズでの長谷寺参道のスナップから。

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by kurakame | 2011-11-27 08:54 | M9
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