清洲橋

隅田川に架かる多くの橋は関東大震災で破壊されたり損傷したりしたものが、昭和の初期に東京市復興局によって再建された。

当時のヨーロッパにおけるアールデコの潮流は、早速わが国の建築デザインなどにもその影響が見てとれるのだが、橋梁においてもそれらの傾向がみられるのは面白い。


ぶらり歩きで見た清洲橋の橋灯もその例であろうか。設計にあたっては、当時の新進気鋭の建築家たちも関与したと云われているが。

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Leica M5, NOKTON classic 35mm/1.4 (SC), ILFORD XP2 Super








清洲橋(きよすばし)は中央区中洲と江東区清澄を結んで昭和3年に竣工。
以前はこの橋は無く、「中洲の渡し」であったが、震災復興事業で新設された。

堂々としたデザインの永代橋に対して、その上流に位置し、
優美な吊橋として設計されたものであるが、
現在ではその間に無粋な(?)首都高の隅田川大橋が出来てしまった。

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by kurakame | 2011-12-28 07:29 | M5 | Comments(4)
Commented by twinkle-keko at 2011-12-28 12:26
こんにちは。
素晴らしいデザインの橋梁ですね。
とくにモノクロがとってもしっくりくるデザインのような気がします。
kurakameさんのお写真は毎回とても勉強になります。
私も次は「ライカでモノクロ」に挑戦してみたいと思います。
Commented by kurakame at 2011-12-28 13:40
twinkle-kekoさん、こんにちは。
隅田川の橋はよく撮っていたので、今回は橋灯のみに絞ってみました。
kekoさんのライカのネガ、いい彩度がでていますね。
ぼくはどうもネガカラーのスキャンが上手くいかなくて、つい、
モノクロが多くなっています。
Commented by belage at 2011-12-28 18:07 x
CIVILの世界もどんどんデザイナー的感覚が増えるといいのですけど。
業界は結構バリアーが多いようで。
もっぱら八ッ場ダムが話題になるのが不愉快です。ダムの本来の目的
を政治が歪めているとしか思えません。
公共事業が芸能ニュースと同じレベルで語られるこの国の貧弱さ、
軽薄さが残念です。
Commented by kurakame at 2011-12-29 08:20
belageさん、(関東)震災復興事業も大変なことだったでしょうが、
新しい復活に向けての官民一体の意欲が見てとれます。
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