法金剛院 - 西行の思慕、紅の枝垂れ桜

洛西、双が丘の麓にひっそりと千年の歴史を刻む法金剛院

平安初期の創建であるが、盛衰ののち平安末に鳥羽院の中宮待賢門院によって復興され、
女院は晩年をここで過ごしたという。

シュールな描写で賛否両論とか聞く大河ドラマ「平清盛」に登場した若い日の北面の武士、佐藤義清(のちの西行)は
美貌の待賢門院への思い捨て難く、出家の一因かともされているようだ。


花の西行」の桜への尋常ならざる想いは、女院への思慕と深くかかわっているのではという説もあるが、
浄土の池に紅の枝垂れ桜が、今年も満開の花をつけて西行の想いを今に伝えているかのようであった。。

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Leica M5, Summicron(L) 50mm/2, Tele-Elmarit-M 90mm/2.8, RVP50


待賢門院や、才女堀川局が日夜祈りをささげ、西行も後にに何度か訪れたであろう
平安定朝様式の丈六阿弥陀如来を拝して辞す。






あまり広くは無いが、静かな佇まいの浄土庭園。

待賢院が極楽浄土として造園させたと伝えられる「池泉回遊式庭園」庭園である。


花のせいか、ドラマの影響もあるのか、いつに無く参拝者の多い法金剛院であった。

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by kurakame | 2012-04-13 08:32 | M5 | Comments(12)
Commented by Imaipo at 2012-04-13 14:00 x
今日は。
この枝垂桜は見事な色合いの花ですね
綺麗ですね~
Commented by kurakame at 2012-04-13 17:12
Imaipoさん、こんにちは。
紅枝垂れ、というのでしょうか。
1本桜ですが、平安・鎌倉時代のロマンを感じさせてくれます。
Commented by seibo616 at 2012-04-13 17:29
kurakameさん:こんにちは。
これは素晴らしい大型の枝垂れ桜ですね。
京都の花見見物で痛ましい事故がありました。
Commented by belage at 2012-04-13 20:14 x
どうもボクは西行さんのあの余りにストイックな生き方は
好きになれませんが、女人故に出家となるとちょっと見直したり
して(笑)
でも、失恋が100%ストイックに向かわせたとすると、これも
困りますね(苦笑)
それにしてもいい色で咲いてますねぇ。西行さんの無念の
炎かもですね。
Commented by bella at 2012-04-13 20:54 x
同じ桜でも 京都の桜は 品がありますね
素晴らしい桜のオンパレードで、 ため息をつきました
来週奈良・吉野山に行くのですが せめて桜の絨毯が
見られれば 御の字です! 
Commented by kurakame at 2012-04-13 21:45
seiboさん、こんにちは。
1本桜ですが、やはりこの寺と庭園のたたずまいを一緒に撮影してみたいと思いました。
Commented by kurakame at 2012-04-13 21:47
belageさん、こんにちは。
西行伝説、夢があって好きなのです。(笑)
まあ、あれだけの和歌が残っているわけですから、義経よりは信憑性があるのかもです。
Commented by kurakame at 2012-04-13 21:53
bellaさん、こんにちは。
吉野ですか、ちょうど桜のいい時季となりました。あの花の絨毯はまたすばらしい眺めですね。
そういえば、吉野も西行さん所縁の聖地でした。
Commented by ramble-leica at 2012-04-13 22:17
M5いいですね!最近、見た目でかいカメラM5が欲しくなりました・・・
Commented by kurakame at 2012-04-14 07:24
ramble-leicaさん、こんにちは。
ここ一番、などと勢い込んだりしたら、ちょっと重いがM5の出番になったりします。
スクリューマウントのズミクロン50と白のM5は見た目も、バランスもグーです。
Commented by peke001 at 2012-04-14 09:03
桜といえば染井吉野が代表格となっていますが、こうして紅枝垂れなどは眼を醒まさせてくれるほどですね。
Commented by kurakame at 2012-04-14 16:44
ペケちゃんさん、こんにちは。
また「花冷え」の一日となりました。
群れて咲くソメイヨシノ、単独も見ごたえのある紅枝垂、でしょうか。
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