国宝 興福寺仏頭展 


会期も終わりに近く、東京藝術大学大学美術館の国宝 興福寺仏頭展に。

興福寺は国宝美術品の宝庫である。

白眉は先年来国民的人気をもたらした阿修羅像であろうが、
今展では、白鳳の銅像仏頭と鎌倉期の十二神将にスポットをあてている。

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NEX-6, Voigtlander NOKTON classic 35mm/1.4 (sc)


奈良、猿沢の池に五重塔の優美な姿を映す興福寺の、数多い国宝や重文の仏像たちは、
天平の食堂(じきどう)を模したとされる、あまりぱっとしない鉄筋コンクリートの国宝館に安置、展示されている。

何回か、ここで拝観した筈の仏頭も十二神将も、実はあまり記憶は定かでない。


白鳳期には珍しく大きな像は、幾たびかの災害に焼損し、あるいは、行方不明になっていて、この端正な容貌
の仏の頭部が再発見されたのは、昭和12年、この寺の仏像たちの須弥壇の下からだったという。

あの国宝館では、あまりにも多くの仏たちの中で、なかなか印象に残る鑑賞はできなかったのだが、
仏頭をメインに、木造十二神将立像板彫十二神将などなど、
この展示では、配置やライティングも見事に演出されて、改めてこれらの造形の見事さに酔い痴れるほどであった。
by kurakame | 2013-11-15 07:35 | Comments(8)
Commented by Imaipo at 2013-11-15 08:45 x
おはようございます
芸大美術館へ行かれたんですか
良い時間を過ごされましたね
私は興福寺の阿修羅像は国立博物で早くから並び
見学しました、博物館は良いですね360度ぐるっと
鑑賞できますから。
Commented by kurakame at 2013-11-15 14:59
Imaipoさん、こんにちは。
博物館の阿修羅のディスプレイもすばらしかったですね。
ボクは「阿修羅ファンクラブ」のメンバーなので、あの時は時間外の特別鑑賞ができました。
今回も、ファンクラブは100円(!)割引なのですが、ボクは別途招待券。(笑)
Commented by belage at 2013-11-15 16:15 x
ああ、やはりこちらかなと思っておりましたが、当りました。
毎回いい催しをやられていますね。さすが芸大です。
それにしても随分と歩かれましたね。
Commented by kurakame at 2013-11-15 17:28
belageさん、こんにちは。
はい、こちらでした。(笑)
芸大の大学美術館は、さすがにいい企画展をやってくれますね。
どちらかというと地味なテーマなのに、平日にもかかわらず、
ゆっくりと鑑賞できないほどの盛況でした。
Commented by chiara at 2013-11-16 09:47 x
やはり混んでますか〜
芸大美術館は、いつもは割とゆっくり見られるので好きなんですが・・・
あと1週間ですね。行けるかな〜
Commented by kurakame at 2013-11-16 14:19
chiaraさん、こんにちは。
検査とはいえ、1週間以上の入院お疲れさまでした。
おっしゃる通り、芸大美術館はゆっくりと鑑賞できることが多いのですが、
平日のお昼どきというのに、相当な混雑でした。
ご無理でなければいらっしゃれるといいと思いますが、
くれぐれもお大事になさってください。
Commented by bella at 2013-11-16 21:37 x
日曜美術館でしたか、 テレビで見ましたが 実物は 一層よかったことでしょう  
特に 展覧会では 後ろや横からも見られるのがいい点ですね
12武神は どこの寺社のであれ 惚れ惚れする造形と個性で 
ただただ感心して帰って来ます  
今回のもきっと素晴らしかったことでしょう!
Commented by kurakame at 2013-11-16 22:26
bellaさん、こんにちは。
天平の仏頭はもちろんですが、鎌倉期の十二神将、
木彫立像と板彫レリーフの揃い踏み、見ごたえがあります。
阿修羅をはじめ、本家の国宝館ではかなり窮屈な展示であったような記憶があるので、
美術品のデスプレイにも改めて考えさせるものもありました。
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