遠くの海上の台風の悪戯は、列島の西の方と北の方は豪雨、わが関東は連日の猛暑である。 これも台風の遠い余波か、朝夕といわず昼間もそよ風というにはやや強い風が吹いて、いくらかの暑さしのぎにはなる。 ナントカの一つ覚え、古今集の藤原敏行朝臣の一首が思い出される気候となってきたようだ。 秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風のおとにぞ おどろかれぬる ピーカンの青空のあいだに、この風に乗ってか時折秋の雲が行きかう。 大手デベロッパーの高級マンションの庭に植えられた百日紅の若木にも。 Leica M9, Sonnetar 50mm/1.1
by kurakame
| 2014-08-07 07:31
| M9
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