東京藝術大学大学美術館の2つの展覧会を





半年ぶりに上野にやって来た。

上野公園は秋色に染まっていたが、残念ながらのどん曇り空になった。

気象情報では晴れる予想であったので、古いカメラに古いレンズで珍しくネガカラーフィルムを詰めてきたのだが。


東京藝術大学大学美術館の2つの展覧会を観る。

美術館の展示はいつも、こんな風に、美術学部の正面に大きな看板が立てられている。

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最初のお目当ては、20世紀アメリカを代表する写真家、映像作家であるROBERT FRANKの写真集の出版会社による、記録と作品ならびに出版物の展示。

会場は大学美術館の別館となっている陳列館で、すっかりこの大学からも姿を消しつつある赤いスクラッチタイル張りの建物。


1929年の竣工。東京美術学校教授であった岡田信一郎の設計で、現在の美術館が出来るまではここが学内の展示会場として機能してきた。

正面にはロダンの彫刻「青銅時代」が来場者を見守っている。ホンモノである。


若い家族連れも、気軽にロバートフランクを。
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陳列館は美術学部正門の左奥にある。大学美術館方向を見ると、こんな感じだ。
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Leica Ⅲa, AVENON 28mm/3.5. KODAK PORTRA 160



新しい方の大学美術館では、宮田亮平退任展「喜怒愛藝」。

数多くの華やかな作品が3階の会場いっぱいに展示されていて、かなり多くの、「お弟子さん」風では無さそうな来場者も目立っていた。


宮田先生は工芸科の教授で著名な金工作家であり、さらに美術学部長、芸大学長を長年務められてきたが、
今回、文化庁長官になられたのを機に退任されたのである。

文化庁長官になられて多忙な中でも、まだまだ制作活動には意欲的でいらっしゃると聞いている。
by kurakame | 2016-11-19 07:00 | Ⅲa | Comments(4)
Commented by imaipo at 2016-11-19 08:17 x
おはようございます
芸大は美術館とレンガ造りの建物を見学しましたが
え~~ロダンの彫刻があるんですか
一般人は腔内を歩くと注意されそうなので遠慮してます。(笑)
少々歩いてみたいです。
Commented by ヒューマン at 2016-11-19 09:19 x
おはようございます
芸大といえば最高峰ですね
芸術には縁がないのですが、関心はあります
ロダンの像 本物とは
Commented by kurakame at 2016-11-19 16:35
imaipoさん、こんにちは。
まあ常識的な範囲では構内立ち入りは自由なようです。
昔は多くの煉瓦の建物があったのですが。
Commented by kurakame at 2016-11-19 16:38
ヒューマンさん、こんにちは。
藝大では珍しく写真家の展示がありました。
ブロンズ像では原型から鋳造するので、何番目までかはホンモノとされますので、
世界各地に同じものがあります。

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