昇るシリウス、オリオン - 冬の星座






全天の恒星の中で一番明るく青白く輝く「おおいぬ座」のシリウス(-1.6等)。

年末から新年にかけて丁度太陽と正反対の位置にあり、日没とともに南東の空から昇ってきて、
真夜中に真南の空に輝くことから、古来エジプトの昔から暦や農業の指針とされてきた。


郊外の住宅地といっても街路灯は明るく、都市の光は夜の空も明るく照らして、星はどうがんばっても2等星までも見えない。

が、デジタルになると、微かな星の光を集めることで長時間の星の日周運動を画像化することが出来るようになった。(比較明合成


条件の良い時でも、ISO400でf5.6 10秒の露出が空が明るくなって星が埋没してしまう露出の限度だ。

で、この露出で連続撮影した数百枚単位の画像を比較明合成のソフトで処理すると、暗い夜空で長時間露光したような画像になる。

試行錯誤の結果の、昇るシリウスオリオン座など冬の賑やかな星たち。


中央やや下に大小の三ツ星、大きな方の三ツ星の並びを下に伸ばしていくとシリウス。

画面上方には「おうし座」のアルデバラン、「ぎょしゃ座」のカペラまで入ってきた。
星図と比べてみると、5等星ぐらいまでは確認できる。

(画像クリックで1000pix .× 1500pix.に拡大します。)

c0156404_11144917.jpg

NIKON D600, NIKKOR 20mm/2.8
2016/12/31/ 19h55m~20h40m. f 5.6 8s × 333コマ (総露出時間 2,664s. KikuchiMagick)

by kurakame | 2017-01-06 07:10 | D600 | Comments(8)
Commented by imaipo at 2017-01-06 08:25 x
おはようございます
ご苦労なさって撮った星空素晴らしいですね
私にはできませんが流れる星座を楽しませていただきました。
Commented by ヒューマン at 2017-01-06 09:34 x
おはようございます
長時間の労作ですね 流れる星 神秘的です
Commented by kurakame at 2017-01-06 10:05
imaipoさん、こんにちは。
こんなソフトがあるので、銀座の星空も簡単に撮れますね。
もっとも、夜中に三脚を立てて30分とか1時間とかかかりますが。
Commented by kurakame at 2017-01-06 10:07
ヒューマンさん、こんにちは。
空の暗い高原や山中では、
ただ長時間露光すればもっと素晴らしい星空が簡単に撮れるのですが。
寒いので、自宅のベランダで。(笑)
Commented by itoito at 2017-01-06 16:13 x
新年おめでとうございます♪
地元にプラネタリウムがあるのですよ。3月31日まで改修工事が行われていますが、ブログを拝見していまして改修明けには行って来ようと思いました。 ただ、毎回、陽が落ちて
暗くなり始めると睡魔が。。。東の空が白んで来ると目が覚めます。(トホホ)
Commented by kurakame at 2017-01-06 20:29
itoitoさん、こんにちは。
明けましておめでとうございます。
リログから12年目、まがりなりにもブログが続けられています。
プラネタリウム、最近のものは凄い機能がいっぱいで楽しめますね。
今年もよろしくお願いいたします。
Commented by KONDOH at 2017-01-06 22:14 x
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
天体写真もおやりになるのですね。
私は一年に一、二回程度です。あまり知識がないものですから。^^;
本年もよろしくお願い申し上げます。
Commented by kurakame at 2017-01-06 22:27
KONDOHさん、こんにちは。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
天体写真というほどのものではありません。(笑)
齢と共に、遠くへ出かけ難くなり、
年末年始の暖気と快晴に誘われての、自宅からの悪戯が重なりました。
半世紀以上昔の、機材の無い時代の天文少年の気が呼び覚まされたようです。

<< 日本のカタチ - 十二神社 新春連夜の天体ショー - 月と... >>