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小春の空 - PC NIKKOR 28mm/3.5





旧暦十月を小春という。この季節の穏やかな晴天の日が小春日和である。


あまりぱっとした天候が現れないなかで、ようやく週末にみごとな小春日和が訪れた。

ぼくのイメージでの小春日和は、何故か晴れておだやかでも空に雲があってはいけないのである。


たまたま発売中のアサヒカメラ誌の「再録ニッコール千夜一夜物語」でPC NIKKORがとりあげられていたのを見て、
棚の奥の方で出番を待っていたわがPC NIKKORを思い出して、さっそく小春の空を撮ってみた。

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D600, PC NIKKOR 28mm/3.5, PCL.
by kurakame | 2015-12-02 07:13 | D600 | Comments(0)

2015年十三夜 - 20cm天体望遠鏡の直焦点で試写



十三夜、日本人の完全無欠ちょっと前という美学だとかも聞いたが、
今宵月を待ってふと、仲秋に比べて日暮れも早くなることもあるのかも知れないと思った。

今年の十三夜、当地では快晴。

小ブログにも時折顔を出す自作20cm天体望遠鏡を少し改造して、フルサイズデジイチの装着を可能とした。

センサー(あるいはフィルム)上の月の像はおよそレンズの焦点距離の1/100となるが、
この望遠鏡の焦点距離は1660mmなので、直焦点で月を撮影するには35mmフルサイズ以上でないと全体の像が撮れなくなるのである。


ようやく、ニコンFマウントが可能となったが、光軸調整などがまだ完全ではないままのテスト撮影である。

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自作20cm反射望遠鏡(鏡面は木辺鏡)、簡易経緯台。F=1660mm(f 8.3) ノートリミング。
NIKON D600. ISO 1600, 1/1600. WB5500K. 2015/10/25, 20h34m (月齢12.49)

by kurakame | 2015-10-26 00:10 | D600 | Comments(0)

横浜 - レトロなビルの縦構図




大桟橋からすぐ近く、この日の主目的である安川千秋さんの写真展の会場へ向かう。

昨年も紹介しているが、会場は築80年というテラコッタタイルのレトロな小さなビルの中のモダンなDining Cafeである。


安川さんの正統派写真はいつも素晴らしく拝見しているが、今回はこのレトロなビルの縦の構成にも目を、いやカメラを向けてみた。


築80年といえば昭和の初め、RCのビルでは大きな開口は無理で、窓なども当然縦長にならざるを得ない。

縦長の窓は、おそらく当時は木製か、若しかしたらスチールの上げ下げサッシが使われていただろう。


現在はアルミの普通のサッシになっているが縦長の窓は充分に往時のイメージを残しているように見えた。


この窓からは大桟橋の客船が良く見える。この日は、当然「飛鳥Ⅱ」であった。
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美味しいコーヒーをいただいて帰りの階段に、まだ強い午後の秋の光が美しく射し込んでいた。

あまり人通りの多くない通りだが、誰か通行人でもと思った瞬間、赤い自転車の女性が横切っていった。
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表に出て縦構図の続きで、このダイニングカフェCharan Paulinのエントランスを。
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D600, PC-NIKKOR 28mm/3.5
by kurakame | 2015-10-23 07:23 | D600 | Comments(0)

横浜港大桟橋 - 飛鳥Ⅱの停泊する風景




横浜港大桟橋。何にも船がいないとき、9万トン級の大型客船、などとここには何回も来ているが、人気の客船「飛鳥Ⅱ」には初めての対面。


浜っ子たちはもう見慣れた風景なのか、とくに「飛鳥Ⅱ」に群がっている風もない。

むしろ、この日は桟橋の反対側を眺めたりカメラを向けている人たちが多い。


反対側にいってみると、海自最大級とかいうヘリ搭載護衛艦「いずも」が停泊して、艦内の見学会も開かれていた。

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D600, PC-NIKKOR 28mm/3.5

More (護衛艦「いずも」)
by kurakame | 2015-10-21 07:02 | D600 | Comments(0)

オールドPC-NIKKORで横浜大桟橋へ




横浜港大桟橋の近くで、今年も知人の写真家安川千秋さんの個展の案内をいただいた。

昨年は大桟橋に世界最大級の客船が停泊していたのに出会ったので、今年は飛鳥Ⅱの寄港日を選んで出かけることに。


お伴は久しぶりのデジイチと、フィルム時代のPC-NIKKOR 28mm/3.5。

PCとはPerspective Controlの略で、レンズの光軸と直角方向にアオリの可能な(シフト)レンズで、風景や建築写真では重宝される。

ニコンではFの時代の35mm/3.5から28mm/4を経て、3世代目28mm/3.5は1980年から2006年まで製造された。
その後はデジタル時代に入って、現行のPC-E24mm/3.5ED、PC-E45mm/2.8D EDなどと進化している。


午前中の光の状態が飛鳥Ⅱ向きだったので、写真展のカフェをいったん通り過ぎて桟橋に向かうことにする。

大桟橋へのアプローチは、何故か無骨な山下プロムナードの下を潜ることになる。


付近の景観に似合わない大きなコンクリートの柱脚の間からみなとみらい方向を狙って見る。
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大桟橋の手前にある昭和な名物(?)カフェ。建物見上げになるので、シフトは上へ。
手持ちでのアオリ(シフト)はいつものことながらなかなか上手くいかない。
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遠景の建物を垂直にして、手前の船をいっぱいに入れるように、レンズは下にシフトする。
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D600, PC-NIKKOR 28mm/3.5
by kurakame | 2015-10-19 07:13 | D600 | Comments(0)

2015年 仲秋 - 月に叢雲




9月27日、仲秋。 十五夜

朝からのどんよりとした空模様も午後からは時折青空から陽射しも漏れて、
日没月の出頃には空一面に青空も拡がって、まずは絶好のお月見の夜。

スーパームーンの満月を明日に控えての十五夜の月は、空を流れる雲に時折見え隠れしながら煌々と照っている。


敢えて、「月に叢雲」を撮ってみた。叢雲にしては、白い明るい高層雲であったが。
2015/09/27, 19h20m. (月齢14.17)

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NIKON D600, BORG 50FL 400mm/8
by kurakame | 2015-09-27 20:16 | D600 | Comments(0)

水星、金星、宵の西空で大接近




太陽系で一番太陽の近くを回っている水星は、見かけ上あまり太陽から離れることがなくて、
なかなか水星を見た人は少ないのではないだろうか。

今、宵の明星として明るく輝いている金星のすぐそばまで近づいて見えているので、水星を自分の目で見る絶好のチャンス。


今宵、水星金星は見かけ上もっとも接近して、その間隔は満月の大きさ程度。

水星はこの15日に太陽から最も東に離れて見えるので、これ以上地平線から高く見えることは無い。


わが家の近くは、高圧送電線が多くて、低空の星見は至難。相変わらず横着を決め込んで、ベランダから水星金星を撮ってみた。

左上が金星で光度は-3.9等、右下が滅多にお目にかかれない水星で光度-0.8等。

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Nikon D600, NIKKOR *ED 180mm/2.8.
2015/01/11, 17:26. f 4.0 1/30s, ISO 1000.

by kurakame | 2015-01-11 19:08 | D600 | Comments(6)

村の鎮守さま - 月読神社参道




村の鎮守さまは月読神社であることが分かった(前稿)が、ぼくらの街からのアプローチはあまり良くはない。

山の中腹にある神社へは、3つのアクセスがあるのだが、
谷筋を形作る真福寺川沿いに山裾を行くと、住宅の間に突然「月読神社入り口」の大きな立て看板が現れる。

見ると、在来の住宅の庭先とも思える狭い山道が。

最初は、半信半疑で恐る恐る山道を登って行くことになる。この季節にはには何人かの初詣客に出会ったりするので一安心。


晴れていても薄暗い森の中。5分あまりで石の鳥居をくぐって神社に到着。どうやらこれが裏参道である。

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表参道はさすがに正面へ、急な石段が一直線上にも下にも立派な鳥居もある。
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Nikon D600, Tamron 28mm-200m/3.8-5.6 MACRO


どちらからでもちょっとした山登りであるが、気がつけば何台かのクルマが神社脇の止められている。

神社の裏山は大きく削り取られて(多分)、あの時代にかなりの規模の旧公団団地になって、
団地とその周辺の住宅地への道路が造られたのが、神社にもつながったらしい。
by kurakame | 2015-01-07 07:30 | D600 | Comments(8)

村の鎮守さま - 月読神社




半世紀ほど前に、丘陵の里山を大規模に切り拓いて造られた街へ、ボクらは大挙して移住して来た。

周辺2km以内に限っても、いずれも歴史のある神社が5か所ほど存在する。


氏神さまなんて、あまり気にしていなかったが、ずいぶん最近になって新入りの住民も土着になりつつあってか、
町の子供会が秋祭りに小さな神輿や太鼓を引っ張って町内を巡回するようになった。


それで気がついたら、わが町の鎮守は一番遠い月読神社であることが判明した。

月読神社、京都や九州にも多く存在するようだが、こちらの神社の来歴はこんなことのようだ。

祭神は神月夜見尊、天照大神に変わって夜を司る。
天正三年、武蔵国都筑郡麻生郷に伊勢皇大神宮別宮月読尊の分霊を勧請。



隣村やご近所のいずれの神社も、丘陵の深い森に囲まれて、土地の人たちに守られてきたのだろうが、
どうも、昔からの土地や集落の枷によって、氏神様は決まっていたようだ。


正月三が日、新しい住民たちのほうがはるかに多くなっての、初詣。

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Nikon D600, Tamron 28-200mm/3.8-5.6 MACRO
by kurakame | 2015-01-05 07:00 | D600 | Comments(8)

(速報)太陽に大黒点




太陽表面に大黒点が現れているという情報を得て、早速撮影に挑戦。

金環日食用に準備した1/100,000減光フィルターを引っ張り出しての撮影だ。


この大きさの黒点は肉眼でもみえるのだが、必ず日食用眼鏡を使用しないと眼を痛めるので、くれぐれもご注意(!)。

写真撮影も同様。まあ、日没時の夕日などでは何とかなるが、ファインダーなどを眺め続けるのも危険。


この黒点は19日に太陽の東縁に現れて、太陽の自転により西方向に移動中。あと2、3日で西縁に隠れて見えなくなる。

1週間後にはまたどんな形になって東縁から姿をみせるのだろうか。

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2014/10/25 80:13 JST.  (トリミング)
Nikon D600, BORG 50FL 400mm/8,D5 フィルター、 f 8 1/500 -1.5EV , ISO400 WB6600K

by kurakame | 2014-10-25 09:04 | D600 | Comments(6)