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バルナックライカで隣村へ - 名残の秋


立て続けの台風接近と前線の停滞による曇り空、あるいは強い雨。

晴れ間の広がった昼下がり、バルナックライカにモノクロームのフィルムを詰めて、
多摩線で一駅の隣村(前掲)へ、名残の秋を求めてぶらり。

すっかり住宅地に変わった新駅の前、というか裏側は小さな畑や果樹園が残されていて、いくらかの水田も収穫は終わっている。


畑の隅には自生の(?)コスモスが遅い花を残していた。
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山裾の在来の民家の庭にはミカンがたわわに青い実をつけている。
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Leica Ⅲa, Summaron 35mm/3.5, ILFORD XP2 Super
by kurakame | 2013-10-23 07:38 | Ⅲa | Comments(10)

バルナックライカでご近所歩き - 「魔女の池」


昭和の30年代初め、多摩丘陵の一つの尾根が切り拓かれて大きな公団団地が生まれ、新しい私鉄の駅も誕生した。

10年あまり後には、公団の「裾野」あたりは、大手デベロッパーによる分譲住宅地が広がっていった。

その先の谷筋には、大きな水たまりのような池も残っていて、
ときおり食用蛙の牛のような鳴き声も聞こえていた。誰言うとなく、「魔女の池」。


その谷の向こうの丘がまた切り拓かれて、私鉄の分岐点ともなるまた新しい駅が生まれたのは昭和も40年代の最終年であったと思う。

新駅のまわりの丘はいつのまにか伐り崩されて、「魔女の池」の谷も埋められた。

平成になると、新駅のまわりには大型の商業ビルや役所が建ち並び、市の副都心として機能するようになる。


駅前商業地と住宅地を隔てる緑道から見下ろすと、「魔女の池」跡の駐車場が見える。

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Leica Ⅲa, Summaron 35mm/3.5, ILFORD XP2 Super
by kurakame | 2013-09-12 07:21 | Ⅲa | Comments(4)

バルナックライカでご近所歩き - 名残の夏草


秋雨前線が日本列島の形のままで南に下がったり北に上がったりと、季節のせめぎ合いが続いている。

猛暑が一段落したのは、街歩きにはありがたいが、どんよりとした曇り空ではイマイチ写欲も出てこない。


ひさしぶりに、バルナックライカを持ち出して、曇り空に夏草の名残りの私鉄沿いを歩いてみた。

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Leica Ⅲa, Summaron 35mm/3.5, ILFORD XP2 Super
by kurakame | 2013-09-10 07:18 | Ⅲa | Comments(8)

谷根千散歩 - 谷中銀座

(承前)上野公園からの帰りは、いつも同様なのだが、谷中の街の裏通りをジグザグに歩いて、谷中銀座に出た。

もう、数年も前になるのだろうか、夕焼けだんだんの脇の空き地がビルになって、
ネコたちの居場所もいくらか変わったのだろうか。この界隈の印象はちょっと違ってきたように思える。


「だんだん」の下からが、今や名所「谷中銀座」の商店街である。

こちらは、相変わらず。地元のお客さんをメインに、週末ともなると観光客やカメラマン、カメラ女子と賑う。


週日の午後の、買い物にはやや早い時間は、静かなふつうの下町商店街の顔を見せていた。

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Leica Ⅲa, Summicron 50mm/2.0, Fujicolor 400
by kurakame | 2013-02-27 07:26 | Ⅲa | Comments(4)

谷根千散歩 - 路傍の石仏

上野の美術館や博物館に出かけるときには、近頃はよくメトロ千代田線を利用する。
住まいが小田急沿線であるから、千代田線直通電車もあって便利だからだ。

東博の「飛騨の円空」特別展に出かけた(前掲)折も、
いつものように、根津→上野公園→谷中→千駄木と横丁を選んで歩くこととなった。

振袖火事のあとの都市計画で寺院が集められて寺町となった谷中は、今も寺院が数多い街である。


よく通る道であったが、つい気づかずにいたのが、ある寺院の塀の外側に祀られている一体の石仏。
ご近所の方たちに守られているのであろう、みずみずしい花が添えられていた。

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Leica Ⅲa, Summicron50mm/2.0, Fujicolor 400
by kurakame | 2013-02-26 07:26 | Ⅲa | Comments(4)

早春の東博 - 法隆寺宝物館

東博、東京国立博物館の特別展はいつも大賑わいで混雑が常となっている。

現在は、「王義之」と「円空」の二本建てであるが、どうも王さんの方は「豚に真珠」になりかねないので敬遠して、
久しぶりの円空仏の大群と、あいかわらずの人の群れを堪能してきた。


早春の薄日の午後、人混みから脱して広い敷地の奥の方にある超現代風の法隆寺宝物館の前庭あたりにぶらぶらと春の兆しを探してみる。

この宝物館は、建築家、谷口吉生さんの建築学会作品賞受賞作品である。

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Leica Ⅲa, Summicron 50mm/2.0. Fujicolor 400
by kurakame | 2013-02-24 07:31 | Ⅲa | Comments(6)

バルナックライカで民家園 - 深い軒の古民家

このブログでは何回か登場したことのある信州からの古民家。

急こう配の屋根の軒先は、深い軒の出によってかなり低くなっている。六尺あるか無いか。


昼過ぎの斜めの日の光がようやく小さな南側の窓に届くのはこの季節ぐらいまでか。

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見学に訪れた子供も不思議そうに軒先を眺めていた。
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Leica Ⅲa, Summicron 50mm/2.0, Fujicolor 100
by kurakame | 2013-01-30 15:20 | Ⅲa | Comments(4)

バルナックライカで民家園 - 立春まえに

ことさらに寒さが強い今年の冬。気がつけば寒もあと数日で、立春を迎える。

陽光はまちがいなく日一日と強さを増してくるのが実感できる。

今年になって初めて、生田緑地の川崎市立日本民家園をバルナックライカにネガカラーフィルムを詰めて訪れた。


良く整備された園内だが、成人の日の雪の名残と、
霜柱でぬかるんだ園内通路はまだまだ通行できないところもあったが。


優しい曲線を見せる茅葺き屋根に春を待つ木々が影を落とし、葉を落とした雑木の梢の色も暖かくなってきたようだ。

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Leica Ⅲa, Summicron 50mm/2.0, Fujicolor 100
by kurakame | 2013-01-29 15:15 | Ⅲa | Comments(6)

バルナックライカの隣村散歩 - 津久井道


県道世田谷町田線は世田谷区三軒茶屋からの都道が、
神奈川県に入って県道となり、再び東京都に入って町田市にいたる主要地方道である。

この道路は、は神奈川県内ではほぼ小田急線と並行して走ることとなるが、この辺りでは単に世田谷通りと呼ばれていることが多い。

津久井道というのも古くからの呼び名であったらしいが、道路標示にこの津久井道が使われているところがある。

片側1車線のところが多かったこの道路も徐々に拡幅され、
最近の近隣大規模住宅地の開発とともに、駅までの通り沿いにも安全な歩道が整備された。

日脚の長くなった午後、モノクロームのフィルムで。

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Leica Ⅲa, Voigtlander Color Skoper 21mm/4, ILFORD XP2 Super
by kurakame | 2012-11-22 07:20 | Ⅲa | Comments(8)

バルナックライカの隣村散歩 - 昭和の私鉄駅前


昭和35年に、大きな公団団地のアプローチ駅が誕生した。

当時としては、それなりの駅前広場があり、小さなビルや個人商店もあいついで開店した。


爾来50年、団地は新しくなったが、駅前風景はほとんど昔のままだ。団地に近道となる急な階段。

遠景の丘の住宅群は、大部分が平成になってからの開発である。

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Leica Ⅲa, Color Skopar 21mm/4, ILFORD XP2 Super
by kurakame | 2012-10-27 07:48 | Ⅲa | Comments(4)