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しばらくぶりの六本木 - 夜


月例のグループ写真講評会、17時過ぎからの反省会も、少し前まではまだまだ明るい夕方であったが、さすがに10月も末ともなると、ちょうど飲みごろの夕暮れであった。もっとも六本木では、まだまだ宵の口の時刻ではあるが。

すっかり夜になった街に、ほろ酔いの目が普段気が付かないカタチを捉えたようだ。

ミッドタウンの人気のアートワーク。安田侃さんの、地上と地下の彫刻が同時に見えている。1階正面の黒いブロンズが「妙夢」と名づけられた作品だ。トップライトのガラスを透して、地下の卵型の白い大理石の「意心帰」が夜の光に浮かび上がって見える。


                酔眼朦朧、1/4sのスローシャッターは厳し過ぎる。
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Leica M9, Color Skopar 21mm/4.


More(外苑東通りに妖光が?)
by kurakame | 2011-10-30 08:46 | M MONO | Comments(10)

ポジフィルムとワイドレンズの毘沙門沼三景

裏磐梯五色沼湖沼群の一番東側に位置する毘沙門沼は、光の状況と周辺の黄葉とによって、短い時間のあいだにも様々な光景を見せてくてれいた。

18mmのワイドレンズをフィルムライカに取り付けての毘沙門沼周辺からの三景。


      ビジターセンター近くの大きなカエデの紅葉は毘沙門沼の見どころのようだ。五色沼で唯一ボート遊びができる。
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      毘沙門沼からは文字通りの裏磐梯が望めるが、湖畔の樹木の繁茂などで、なかなか全景が上手く撮れる場所は少ない。完全逆光。
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      毘沙門沼の最西端から望む。ここから木の根道などを越えて、赤沼、みどろ沼・・へと進む。
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Leica M6, Distagon 18mm/4, RVP100.

by kurakame | 2011-10-28 08:57 | TL2 | Comments(6)

秋の裏磐梯五色沼探勝路を行く


周辺の雑木林もすっかり秋の色になった五色沼自然探勝路。多くの観光地と同様に、ここ裏磐梯五色沼も、訪れるのはシニアを中心としたグループや団体が多いように思われた。

延長4km弱の五色沼をめぐる探勝路も東側のビジターセンターのある毘沙門沼周辺と西側の秋元湖の両端が賑やかで、中間辺りを歩く人通りはかなり少なくなる。どうやらパーキングの関係であるらしく、どちらかにクルマを置いて全行程を歩くと往復7.5kmほどになる。


      珍しく(?)、秋めいた探勝路を若いカップルが、カメラ中高年を追い越して行った。
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D700, Tamron AF 28mm-200/3.5-5.6

by kurakame | 2011-10-26 09:38 | Comments(6)

黄色い秋 - 裏磐梯五色沼から


裏磐梯五色沼湖沼群、大小10箇所近くの湖や沼が高原の林の中に点在する。

水中の成分や光の反射で、微妙な色の変化があり、五色沼と名づけられている。沼の名前も、赤沼、青沼、るり沼などとあるが、かならずしも何時も名前の通りの色が見えるわけでもなさそうだ。


晩秋迫る一日、駆け足で2時間半、五色沼散策路から見た「黄色い秋」を。

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D700, Tamron AF 28mm-200mm/3.5-5.6 (11/10/20)

by kurakame | 2011-10-25 08:03 | Comments(6)

街角モノクローム - 表参道けやき並木


青山・表参道は明治神宮の造営とともに建設されたのだが、同時に植樹されたけやき並木は戦災でほぼ全焼したのだという。

現在の大きく育ったケヤキは、そのほとんどが戦後改めて苗木から育てられたものである。60年あまりの歳月を刻んできたこのケヤキたちも、あとひと月もすれば、落葉の季節を迎えて、歩道一面が黄色の絨毯となる。


               最新のファッション通りとなった街に、ケヤキの並木が調和して美しい。
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               ここに在った旧同潤会アパートが、表参道ヒルズの建設とともに一部が復元された。
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Leica M6, Elmarit-M 28mm/2.8, BW400CN

by kurakame | 2011-10-23 08:42 | TL2 | Comments(4)

街角モノクローム - 西新宿の秋


秋といっても、光の角度と人々の服装ぐらいしか感じることの無い、西新宿の高層ビル街である。

墓石型(?)のビルが競うように建てられ始めた高層ビル街にちょっと風変わりな形が生まれた。某損保会社の本社ビルで、優美ななだらかな曲線が足元に広がって、建物の足を踏ん張るような姿勢である。なるほど、地震の横揺れにも強そうだなどと持って眺めていたが、しばらく経って、アメリカにこのフォルムのビルが存在していたのを知ったものだ。

現在はすっかり街並みに溶け込んで、この街を通過する人にとっても、ちょっとだけ息を抜けるような風情を周囲に醸しているようにも見える。

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Leica M6, Elmarit-M 28mm/2.8, BW400CN

by kurakame | 2011-10-21 08:36 | TL2 | Comments(4)

調布飛行場の島しょ定期便 - ドルニエ機

調布飛行場といえば、多くの民間小型機が発着しているが、なかでも東京都の島しょ定期便としての新中央航空がその代表的なものであろうと思う。

新中央航空は、大島、新島、神津島と調布を結ぶ定期便を毎日7便(現在)運行していている。その使用機材がちょっとレトロなデザインのドルニエ228型機なのである。

双発ターボプロップ、乗客19名、乗員2名というドルニエ(Dornier)機は、ドイツのドルニエ社によって開発され、この228型機は1982年から1998年の間に製造されている。新中央航空では’99年、’02年、’06年に各1機を導入、この3機体勢で島しょ定期便を運航しているが、今年新型のDo228NG機があらたに購入されたという。


実は、調布から10km足らず南に位置するわが家からは、いつも独特のエンジン音をさせて、ほぼタイムテーブル通りに着陸姿勢に入るドルニエ機が良く見えていて、なんともそのレトロな機体が気になって、時折撮影していたもので、以前にも旧ブログで紹介したこともあったのだが。


   「調布飛行場まつり」の当日は、セスナなどの小型機に混じって、ドルニエの3号機JA33CA機が展示されていた。

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D700, Tamron 28mm-200mm/3.5-5.6


More(ドルニエ機の離発着と・・)
by kurakame | 2011-10-19 08:39 | Comments(8)

”調布飛行場まつり”に行ってみた


東京都調布飛行場。東京の西部、調布市と三鷹市との間にあって新宿から30分あまりのところである。東京の小型機のメッカともいわれる、この飛行場は戦時中は「帝都防衛」の第一線として陸軍の新鋭戦闘機などが活躍していたのだが、戦後米軍に接収され、のちに返還、現在は東京都が運営している。

恒例の”調布飛行場まつり”も今年で16回目とか。一度行ってみようと思いながら日時をつい失念していたりと、今回漸く実現。

16日、日曜日。快晴はともかく季節外れの夏日で気温も30℃の中、人気なのは分かっていたが、会場に近付くにつれて、お子さんを乗せた自転車の大群が・・。なるほど会場は小学生以下の子供さん連れの若い家族が大半をしめるような賑わい。中に少数派(?)がデジイチなどを抱えたカメラオジサンたち。(笑)


ステージの催しやたくさんの屋台、駐機場には現役の小型機が整列展示、格納庫も開放されてすぐ側まで近寄れる「おまつり」である。
まずは会場の雰囲気から。


     後方の双発機は大島、新島、神津島への定期便で活躍中のDornir-228。(次回別稿予定)
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     開放された格納庫の前でも飲み物などの販売が。後方東京消防庁のヘリ。
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D700, Tamron 28mm-200mm/3.5-5.6


More(もう少し飛行場)
by kurakame | 2011-10-18 08:27 | Comments(6)

memories⑥ - 1997年、ヘール・ボップ彗星

学生の頃からのネガが溢れてしまって、夏の1日、思い切って整理、大部分を廃棄することとした。
ふと、目にとまった、記憶が新鮮ないくつかのシーンを、夏の終わりの自分史のメモとして。
旧い写真ゆえ、カビ、キズ、退色等々はご容赦のほどを。



彗星、ほうき星(Comet)は宇宙を浮遊している塵や氷の塊が、たまたま太陽や地球に近付いてくる、太陽系の流れ者である。

尾をひいて星空に光る彗星の写真を見ると、あたかも流れ星のように空を走っているようにもみえるが、彗星は、あの格好で星座の中に留まって見えている。あの尻尾は太陽に近付くと放射圧と太陽風によって彗星本体から希薄なガスが発生して出来るもの。

一部の周期彗星を除いて、多くの彗星たちは気まぐれに、なんらかの天体重力の影響を受けて太陽や地球に近付いてくるが、明るくなって普通に肉眼で見えるほどになる大彗星は10年に1個か2個程度である。


さて、1997年春、ひさしぶりの肉眼彗星、ヘール・ボップ彗星(Comet Hale Bopp)が見られたのを機に、あちらこちらと写真になりそうな場所を彷徨ったが、西伊豆まで行って嵐になったり、千鳥が渕の桜のあいだを狙って見たが、空が明るすぎてNGだったりと。(明るく見えていたのは2週間ぐらい)

        八ヶ岳に沈むヘール・ボップ彗星

結果、無難な清里高原でのショットがこれ。いまどきのデジタルならば、この程度のイメージは簡単にとれるのだが、なにしろフィルム時代、露出をいろいろと変えて撮ってとあは現像待ちという頃のことであった。 (画面左の小さな星の集団は「すばる」プレイアデス星団)

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1997年4月12日 19h28m 。
Rollei 35S, Sonnar 2.8/40, Provia400, f 2.8, 30s.


More(お台場レインボーブリッジでは・・)
by kurakame | 2011-10-16 08:33 | Others | Comments(10)

街角モノクローム - 中秋の影


彼岸を過ぎると、夜明けや日暮れが急に早くなっていくのに気がつくようになる。晴れた日中の日影の長さや角度も冬の近づきを予感させるように思えてくる。

青山表参道から。デジタルだと陰の中もクリアに描写し過ぎるかもしれないが。

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Leica M6, Elmarit-M 28mm/2.8, BW400CN

by kurakame | 2011-10-14 08:09 | TL2 | Comments(8)