’60年代に大規模公団(当時)住宅が開発されて、その近隣の一部は民間企業用の集合住宅地として分譲された(らしい)。ここに建てられていた中堅企業の社宅や独身寮も、いまではほとんどが2代目に建て替えられている。
当時植樹されたであろう桜はすでに大樹に成長して季節を彩っていた。 公団住宅が開発された周辺は多摩丘陵の深い林や畑地であったが、その後の高度成長期に、あっというまに民間の住宅地に変貌して、谷筋も尾根も住宅に埋めつくされてしまったのは、この地も同様であった。 辛うじて、宅地になり得なかった急な崖地や公園などに造成されて、こちらも大抵は桜が植えられていることが多いのが、この季節になると良く解る。
by kurakame
| 2011-04-15 08:48
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