ふと、目にとまった、記憶が新鮮ないくつかのシーンを、夏の終わりの自分史のメモとして。 旧い写真ゆえ、カビ、キズ、退色等々はご容赦のほどを。 40年前の、アメリカ3都市駆け足1人旅とポジフィルムの退色 アトリエ設計事務所のボス(師匠)が、Hawaii Univ.のVisiting ProfessorとしてHonoluluに滞在するのに便乗して、雑用係兼運転手として少しだけ出かけさせてもらった。 帰国するボスを空港に送って、航空券を米大陸(Mainland)まで準備してもらっていたので、予約なしのいきあたりばったりで、SanFrancisco,Chicago,New Yorkと、建築を見てまわったときの記録である。 ドルが360円、外貨の持ち出し制限があったりで、フィルムも極力日本で調達していった。すべてボジフィルムで、メインはフジカラーであった。 スライドのマウントのまま、缶に保管していたのだが、見事に茶色一色の退色(!)。ところがこの記事のためにスキャンするときに、スキャナー(GT-X820)の「退色復元」をクリックすると、何とか(!)色らしいものが「復元」されたではないか。その画像がSan Franciscoの坂道である。 その後、持参のフィルムが無くなって、ChicagoやNYのドラッグストアで買ったエクタークロームは、かなり色が色らしく残っていたのだ。(次回に!) ハワイから西海岸の画像は全てフジカラーのポジであったが、ポジはこんな感じでほぼ茶色に変色していた。 フォトショなどで何とかならないか、とふと見るとスキャナー(EPSON GT-X820)に退色復元のポチッがあるではないか。念のためにポチッとしてみると、一応カラーが現れた!。(そのままの状態) 国産フィルムの名誉の(!)ために、一言付け加えるならば、まだまだカラーフィルムは初期の段階、戦前からのエクタクロームと、この時代にはまだまだ差があったということか。 いずれも帰国後に同じラボで現像、保存はやや乱暴に缶の中に40年(笑)
by kurakame
| 2011-09-04 08:54
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