バルナックライカで街歩き - 東京町田


町田市は小田急とJR横浜線の交差するところに位置し、東京西郊のというよりも、神奈川(相模)北東部の一つの核として発展してきた。

小田急線が多摩川を過ぎると、わが川崎市(神奈川県)に入るのだが、もう少し行くとまた、東京都になる。町田を過ぎるとまた神奈川県である。

JRと小田急の駅は歩いて数分ほど離れていて、その両駅の周辺は当然大小のビルが占め、大手のデパートも入っているのだが、近年になって大型の商業施設が沿線にも分散して、一時の元気が無くなったのではないかと思える町田の街である。


まだ残暑の厳しかったころ、高架の駅前施設をグランドレベルに降りて在来の商店街を歩いてみる。かつての繁栄を取り戻そうとの意気込みが感じられる下町風の情景がここにはあった。

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Leica Ⅲa, Summaron 35mm/3.5, Fuji Pro 400





  
     バルナックライカ

1930年から50年代の半ばごろまでに生産されたライカのシリーズを、その産みの親オスカー・バルナックに因んで、後継のM型ライカと区別するためにバルナックライカと呼んでている。

レンズ交換式、距離計連動の35mm判(ライカ判)カメラで、'35年に1/1000のシャッタースピードを得て以来、基本的な機能は露出計を除いては現行ライカと同じである。

手許に在るⅢa型は、すでに紹介済みであるが1936年、ナチスドイツのベルリンオリンピックの年に生産されたもので、小生と同い年(!)なのだ。


     町田の街をもう少し

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by kurakame | 2011-09-28 08:46 | Ⅲa
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