隣村散歩 - 冬晴れ


多摩丘陵の低い丘の雑木林が次々と切り拓かれて東京のベッドタウンとされてきたのは、
昭和の40年、50年代であっただろうか。

当時の中層集合住宅群もいつの間にか新しく建替えられて、
豊かな中流階層のホームタウンとしてしっかりとこの土地に定着した感がある。


江戸時代からの鎮守の森に辛うじて残された雑木林は、
明るい陽光に照らされて春の芽吹きの準備に入ったような、新春の午後である。

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Leica M9, Summicron(L) 50mm/2
by kurakame | 2012-01-08 09:02 | M9
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