旧暦7月7日七夕の宵、上弦の月


七夕は7月7日、織姫と彦星が天の川を渡って年に一度の逢瀬を楽しむという。

今日8月24日は旧暦で7月7日となって、旧の七夕であった。

ご承知のように、新暦の7月7日の七夕、旧暦に近づける意味での月遅れの8月7日の七夕、そして旧暦7月7日の七夕が混在する。

新暦の七夕はまだ梅雨の時期で、星祭りにはちょっとそぐわないように思う。
主役の織姫や彦星も日が暮れて空が暗くなる時刻にはまだ東の空低くてあまり良くは見えない。


今年は旧暦で閏月が入ったので、七夕は(新暦の)8月の終わりになった。
さすがにこの季節になると織姫(織女星-こと座のα星でヴェガ)も、彦星(牽牛星-わし座のα星アルタイル)も宵のうちに中天高く昇って、
空の明るい都会でも良く輝いて見えるようになる。

残念ながら天の川は都会の光害に消えてしまっている。


たまたま、西の空には上弦の月が輝いていた。
この画像を撮った2時間ほど後に、天文学上の上弦となり、月の明暗の境界線が直線になる。


いつもの天体望遠鏡による上弦の月。 (8月24日 20h19m)

旧暦7月7日七夕の宵、上弦の月_c0156404_2131020.jpg

自作20cm反射望遠鏡(41×)、+LUMIX GF1 , 20mm/1.7. クリックで画像拡大します。
by kurakame | 2012-08-24 23:40
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