モノクロームのご近所歩き - 春を待つ


'70年代ころから、多摩丘陵を切り拓いて造成された大規模の住宅地では、
都市計画法などによる緑地や公園がの多くが、宅地造成に不向きな傾斜地などの雑木林とともに残された。


私鉄の急行停車駅から数百mというこの「公園」も平地の一部がグランド状の遊び場になっている他は、
自然を残された雑木林の梢が伸び伸びと春の訪れを待っていた。

都市化の波の中での貴重な緑ではある。

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林の中の遊歩道や東屋、木のベンチなどは半分自然に還るほどに朽ちはじめている。
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Leica M6, NOKTON classic 35mm/1.4, ACROS 100
by kurakame | 2013-01-28 07:38 | M6
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