藤原新也写真展「沖ノ島・神宿る海の正倉院」展、最終日に飛び込んだ。






世界遺産となった「沖ノ島」は入山が厳しく制限されている神域だが、
写真家藤原新也さんが特別な許可を得て、特に立ち入りが許されないいという禁足の森にまで許可を得て踏み込んだ記録である。


氏は、作家性を画面に出すのではなく、「記録する」「伝える」ことを重要視して、
最新の中判デジタルカメラ、GFX50Sでの撮影であったという。


世界の歴史、民俗学にもきわめて造詣の深い藤原新也氏にはうってつけのテーマであったに違いない。


最終日(8月1日)ということもあって、朝から長蛇の列。

これはやはり、世界遺産「沖ノ島」が呼び込んだ人の波でもあっただろう。


会場に入って驚いた。

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あわてて、カメラを取り出す。フィルムだったら撮れなかったかも。
カメラはもとの設定のまま。BW High Contrast, f 2, AUTO ISO, AF。

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2236mm×4186mmの「杜中社殿」は、右、中、左の連続撮影3ショットの合成とか。高精細の大迫力。

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こちらの「禁足の森」は、1400mm×2000mmの6連11mの大パノラマ。

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カメラが同時記録していたRAW画像からのカラー。

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「記録」に徹するといってもそこはクリエーター魂か。(次画像解説参照)

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Leica T, Summicron-T 1:2/23 ASPH.



by kurakame | 2017-08-02 08:37
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